選挙直前にみんなの党が解党し、もともとみんなの党に所属していた改革派の多くの仲間の多くが落選をした。
この前半戦の県議・政令市選挙の厳しい現実を見て、
正直なところ後半戦の自分の選挙に大きな不安を感じながら、
これまでにない厳しい状況で選挙戦に突入した。
党がなくなり、党に期待するために投じられる票が一切期待できない
「無所属」という立場で戦うという決意に至るまでは、様々な迷いもあった。
正直に言えば他党からの誘いや推薦の口添えしてやるといった話もあった。
実は、今回の選挙戦で当落ラインにいる現職議員の3人のうちの1人と私は言われていた。
前回の2011年は告示1週間前に出馬を決意し、党の風と党に期待する票で当選させていただいたのは自分でも認める。
なので、当落ラインにいる。と他人が考えるのはごくごく当たり前であった。
そんな中で、選挙戦直前に党の解党。
誘われるまま、藁をもつかむ気持ちで他党に所属して戦う選択をしていれば精神的に楽であったと思う。
しかし、損得勘定を考えるのではなく、義理と至誠を重んじた生き方をしたい。
だから私は無所属で戦ういばらの道を選んだ。
結果、私を支援していただいた皆様に支えられ、組合、政党の支援や組織票田は一切なく、
無所属で上位(9位/36位中)3522票で当選させていただいた。
逆境の中で票を減らすことなく、大幅に増やして当選できたことは
これまでの活動が間違えていなかったという自信にも繋がった。
義理を捨て、他党に所属して当選したとしても、自分の中で失うものは大きい。
また、他党に所属して落選したら次につながることはない。
まっすぐに、誠実に生きる。
これが一番大切なことなんだと改めて感じた選挙戦でもあった。
無所属の私にいただいた3522票の1票1票は組織票が一切なく、
全てが個人の想いのこもった票。
開所式、出陣式、個人演説会、マイク治め・・・
私のために集まっていただいた全ての方々は、
動員されたわけではなく、雨の中、自らの意思で会場に足を運んでいただいた方々。
前回の2217票から1305票を上回るそれらの皆様の気持ちにしっかりと応えるべく
2期目のスタートに立たせていただいた事を肝に据え、
お約束を果たすために全力で取り組まなければならない。
いま、その重責に気を引き締めて取り組まなければならないと、緊張すら覚える。
今回の選挙戦を支えていただいた素晴らしい仲間と先輩、後輩、家族、そして出会い。
全ての皆様に感謝いたします。
今後ともご指導よろしくお願いします。